with VERDY DIARY

気ままに東京ヴェルディについて書いていくブログ

2021.3.14 第3節 vsFC町田ゼルビア(A)

2021.3.14 J2リーグ 第3節

FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ

2-2

18' 中島裕希 (1-0)

44' 奥山政幸 (2-0)

63' 小池純輝 (2-1) (PK)

71' 小池純輝 (2-2) (A佐藤凌我)

 

<振り返り>

よく追いついた、っていう一言に尽きます。前半はヴェルディの印象が薄かった気がします。いわゆる悪い時のヴェルディ。ほぼ自滅のような形でピンチを招けば、チャンスメイクも少ない、チャンスが来ても決めきれない。そんな前半でした。1失点目は切り替えの遅さが出てしまいましたね。中島は流石ストライカーという感じ。思えばJリーグを見始めた2007シーズンから今まで継続して活躍している選手(実際は2003年から)。すごいですね、全然衰えない。2失点目はどうだったんでしょう、あそこで相手のサイドバックが浮くのはしょうがないとして、マテウス的には完全にノーチャンスだったのか。視界が遮られていたのでしょうか。正直GKのことは全く分からないのであれですが、かなり悔しい失点でした(でも普段好セーブ連発してるからプラマイ0、むしろプラス)。

そして後半ですよ。期待の凌我とプレシーズン好調の大雅を頭から投入。開始早々ピンチは迎えつつも確実に流れが変わりましたね。前線に明確なターゲットができたことで不要なパスミスも減り、選手間の距離も良くなっていました。相手を剥がす場面も増え、その中で得ることができたPK。正直あれはPKじゃない判定されても文句は言えない感じでしたが、前半の水本のハンドと相殺ってことで。山下は去年の町田戦でもPKとってましたね。相手にとっては今後も脅威でしょう。そして小池が落ち着いてゴール。え小池?って思ってましたが普通に上手かったです。良かった。個人的には大雅のPK見たかったけど。そして飲水タイム直後の同点ゴール。山下→凌我→小池と。凌我はシュートミスですが、迷わず打つ姿勢が生んだゴールだと思います。このゴールもオフサイド議論がありますが、これはセーフですね。デュークカルロスではなくて深津の位置でオフサイドラインができていたので小池の位置はオフサイドじゃありませんでした。多分。

とにかく、こういう追いつく展開は去年までのヴェルディには見られなかったところ。前向きに捉えていいのではないでしょうか。あと優安が入って01年組が全員揃ったのに軽く感動しました。4人が早い段階で覚醒したら今シーズンは絶対にもっと面白くなる。彼らの起用にも賛否両論はありますが、全然このまま起用し続けて問題ないかと。むしろ使い続けるべき。もちろん真拓もね。

 

<個人的MVP>

佐藤凌我

助かりました。あのまま後半も戦ってたら絶対に点取れなかったです。もちろんプロの世界で3試合目で、まだまだ荒削りな部分もあります。ただそれがいいアクセントになっている。永井サッカーに染まりきらないでほしいというのが正直なところ。もちろん見ていて美しいサッカー。うまくハマればかなり強いサッカー。ただこの戦術はストライカーの個性が消える可能性も大きい。うまく表現できませんが、完全な順応はして欲しくないです。次はゴール。

あとは影のMVPで大雅と弘堅です。大雅はいいところに顔を出してボールを落ち着いて捌けていたし、弘堅はいいキャプテンシーを見せてくれてました(後半開始前や試合後など)。これからも頼みます。

 

<次節のポイント>

金沢。勝ち点が同じですね。試合見てないので分かりませんが、J2特有の守備に重きを置くチームなのかと(違ったらごめんなさい)。引いて守ってきた場合にどう崩すかがポイントです。もはや永遠の課題ではありますが。こういう時に凌我やオム、山下の強引さが勝負を分けると思います。相手がマンツーマンだった場合は戦いやすいのかな。剥がしつつスペースを創り出せそう。去年の主力も徐々に復帰しているらしいですし、実は選手層は豊富なはず(FW以外)。早い段階で様々なオプションを試しておいてほしい。大雅もっと見たいな。